2009年10月18日
禁断の箱~おばぁ様の秘密~
あれは私がまだ幼かった頃の出来事でした・・・
祖母の家にはいつも箱がありました・・・
「ねぇ、おばぁ様、この箱は何?」
「ビクッ・・・も、もも子、その箱に触れるでない・・・」
「ごめんなさぃ・・・でも、どうして?おばぁ様?」
「・・・どうしてもじゃ、決して、決して開けてはいけないょ・・・わかったね?」
「はい、おばぁ様・・・・・」
でも幼かった私は、どうしてもあの箱が気になってしまい
その日の夜、祖母が日課の半身浴をたしなんでいるスキに
箱の中を そっと覗き・・・
そしてその中身を見てしまった・・・
箱の中には・・・・!!
ガタガタガタガタ―――ン!!
背後で けたたましい音がし振り返ると
半身浴後の半裸状態の祖母が
般若の面容で飛びかかってきた!!
「もぉもぉ子ぉ―――!!あれほど箱は開けるなと・・・!!」
「きゃぁーごめんなさい!おばぁ様!!」
「見るなぁー!中身を見るなぁ!!その中には男のマロン・・・いや、女の夢と欲望と絶望が詰まっておるんじゃ―――!!」
「お、おばぁ様!?言ってる意味がわからないわ!!だって箱の中身は・・・」
「うるさい!別名、全人類憧れのおやつじゃぁ!お前には1個たりともやらんぞ―――!!」

あの夜、私は『大人気ない』という言葉を実感した・・・
- by もも
- at 11:22